耳硬化症の治療ブログ

耳硬化症の診断・アブミ骨手術・手術後の状況に関する記録ブログです。

入院10日目(手術後8日目)-退院

 6時起床。新聞とコーヒーで時間つぶし。

 10時30分過ぎに医師の診察。耳穴の掃除をしてもらい、ガーゼを挿入。「世の中って、こんなに騒々しいんすね」と当方から話したところ、「そうなんです、騒々しいんです」とのおこたえ。めまいがなく、耳鳴りに変化ない(→当方の場合、硬化症の病変が蝸牛内にも入り込んでいる可能性が高く、これが原因と思われる耳鳴りは、手術しても直らないと言われていた)というのは、パーフェクトの手術結果とのこと。先生曰く、37歳という当方の年齢と聴力テストの結果(40数dB)を考慮すると、耳硬化症の症状があまり進んでいない可能性が高く、この分、アブミ骨基底部が動く可能性が高かったため、人工アブミ骨を装着する際の穴あけの作業などが難しかったとのこと。

 「右耳が聞こえるようになれば、たぶん不便は感じなくなる」とのことなので、左耳の手術は当面行わないことにする。仮に手術をするにしても数年後だろうか。来週の火曜日に通院する約束をして、退院。めまい次第では、来週まで入院の可能性もあったので、10日間の入院だけで済んだのは非常にLucky。入院料17390点、手術料36758点などで、合計57338点=172020円。メシ代+差額ベット等で42292円。

 野外の音がとにかくうるさい。頭がくらくらする。自宅近所の駅にて昼食後、帰宅。愚犬狂喜。

 後日追加:看護とメシなど→入院時の看護体制は全般的に良好。医師・看護師の連携・引継が然るべくなされており、ぼーっと待っていれば、すべきはちゃんとしてくれる。食事は、豪華・美味を追求すべきものではないにせよ、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく出てくるので、必要にして充分と思料。ベットと面談スペース以外に居場所がなく、また、何度か書いたように、インターネットの接続ができないのが困りごとであろうか。この辺、この病院がどうのこうのではなく、日本の一般的な水準なのではないかなぁ。全体としては、当方は満足できた。