手術後３ヶ月

　４月24日の手術から３ヶ月経過。聴力は引き続き良好。新しい耳に対する脳の調整も順調に進んだようで、騒音状態も無事に脱し、聞きたいことだけがちゃんと聞こえるという好ましい状態になっている。

　生活面でも　手術翌日はめまいで天井がゆらゆらと動き、その後１週間は浮遊感覚が抜けず、退院直後は腫れ物にさわるように生活してた、といったことを思い出すにつけ、その後の回復を実感する。かがんでも大丈夫だし、階段の一段抜かしも平気。バイクに乗っても、３時間歩いても全然大丈夫。

　残る問題点は味覚のみ。今でも右舌先の味覚がおかしいのである。日によって変動があり、当方の観察によれば、気温と湿度に影響を受けている模様。味覚については、電気味覚検査法とか濾紙ディスク法なる味覚検査もあるようだが、個人で出来るようなものではないので、主観に頼るしかないのが困りもの。当方の場合、左右の人差し指に塩を少しつけて、舌先の左右に触れてみて違いを確認する、といったことをたまにやっているが、まぁ、気休め程度にしかならない。いずれにせよ、半年程度はかかるようなので、当分、気長に待つしかなさそうである。

　いずれにせよ、全体としては、聴力回復に極めて満足。快適。

　追記(7/25)：...と書いた翌日の25日は、24日の深酒のためだろうか、朝方、一瞬、めまいを感じる。耳奥で軽い鈍痛が数回あり。これまで調子が良かったのに、どうしたことか？。大事にしろ、ということだろう、きっと。